保護犬のドッグフード選び方【ロイヤルカナンから切り替えた実体験と選ぶ基準】

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保護犬のドッグフードの選び方

保護犬を迎えたとき、フード選びで悩む人はめちゃくちゃ多いです。

「団体から引き継いだフードをいつまで続けるべき?」 「食べなくなったらどうすればいい?」 「高いフードじゃないとダメ?」

全部、私が実際に悩んだことです。

うちのいっちゃん(雑種・21kg)は、保護団体から引き継いだロイヤルカナンをしばらく食べていたんですが、あるときからパタッと食べなくなりました。残すようになって、体重も少し落ちてきて、これはまずいと思って本格的に調べました。

その結果、今はアカナのレッドミートレシピに落ち着いています。食いつきが全然違う。

この記事では、保護犬のフード選びで知っておくべきこと、切り替えのタイミング、そして私が実際に試して選んだ基準を全部書きます。


まず知っておくこと:保護犬のフード選びは「2段階」

保護犬のフード選びには、他の犬と違う前提があります。

段階1:迎えた直後はとにかく同じフードを続ける

引き渡し時に団体から「このフードを使ってください」と指定されることが多いです。最初の1〜2週間は指定フードを続けてください。

理由はシンプルで、環境の変化だけでも保護犬の胃腸には十分なストレスがかかっています。そこにフードまで変えると、下痢・嘔吐のリスクが跳ね上がります。「食べ慣れたもの」があるだけで、精神的な安定にもつながります。

段階2:落ち着いてきたら、その子に合ったフードを探す

環境に慣れてきて、食欲も安定してきたら、本格的にフード選びを始めます。ここで初めて「どのフードが合っているか」を考えます。

いっちゃんの場合、引き渡し直後はロイヤルカナンをそのまま使い、落ち着いてきた頃から食いつきが落ちてきたのでフードを見直すことにしました。


ロイヤルカナンから変えた理由

ロイヤルカナン自体は悪いフードではありません。獣医師推奨のフードだし、品質管理もしっかりしている。ただ、いっちゃんには合わなかった。

食いつきが落ちてきたので成分表を調べたら、タンパク質の割合が思ったより低かったんです。ロイヤルカナンはシリーズによって成分が全然違いますが、引き継いだのがたまたまタンパク質控えめのラインだった。

調べていくうちに、犬は本来タンパク質を多く必要とする動物で、フードのタンパク質含有量が低いと食いつきが悪くなることがあるとわかりました。

それで切り替えを決めました。


保護犬のフードを選ぶときに見る3つの基準

フードを選ぶときに私が実際に見た基準を紹介します。成分表の読み方さえわかれば、どのフードが良いか自分で判断できるようになります。

基準1:タンパク質含有量は28%以上を目安に

成分表に「粗タンパク質〇〇%以上」と書いてあります。これが28%以上あるものを基準に選びました。

一般的なスーパーやホームセンターで売っているフードは20%前後のものも多い。30%以上あるフードはプレミアムフードと呼ばれる部類に入ります。

タンパク質が高いと食いつきが良くなるだけでなく、筋肉の維持・毛並みの改善にもつながります。特に保護施設でやせた状態で保護されていた子は、タンパク質をしっかり摂ることが回復につながります。

基準2:原材料の1番目が「肉」であること

成分表は含有量が多い順に書かれています。1番目に「チキン」「ラム」「サーモン」など、実際の肉が書いてあるものを選びましょう。

「チキンミール」「肉類」「家禽類」などは肉を乾燥・濃縮したもので、必ずしも悪いわけではありませんが、できれば生肉が先頭に来るものが望ましいです。

「コーン」「小麦」「大豆」が1番目に来るフードは、犬の消化に合わない成分が主体になっています。

基準3:グレインフリーかどうかは絶対条件ではない

「グレインフリー(穀物不使用)が良い」という話をよく聞きますが、これは絶対条件ではありません。

穀物アレルギーがある犬にはグレインフリーが必要ですが、アレルギーがない犬には関係ない話です。グレインフリーというだけで値段が跳ね上がるフードも多いので、まずはタンパク質含有量と原材料を確認することを優先してください。


いっちゃんが食べているアカナ レッドミートレシピ

いくつかのフードを候補に挙げて検討しました。

候補に挙がったけど選ばなかったフード:

K9ナチュラルは評判が良く成分も文句なしでしたが、21kgの犬に与えると月のフード代がかなりの金額になります。「いいフードを与えたい気持ちはあるけど、自分には継続的ではない」と判断して外しました。品質が高いのは間違いないので、予算が合う方には選択肢になります。

選んだフード:アカナ レッドミートレシピ

アカナはカナダ発のプレミアムフードブランドです。ペットフード業界では「バイオロジカルに適切な食事」という考え方を軸にしていて、高タンパク・低炭水化物が特徴です。

レッドミートレシピの主な特徴:

  • 主原料がアンガスビーフ・バイソン・ラム・ワイルドボア
  • タンパク質含有量31%以上
  • 穀物不使用(グレインフリー)
  • 人工添加物・保存料不使用

いっちゃんへの食いつきは、ロイヤルカナンとは別次元です。出したら秒で食べる。以前は少し残すことがあったのに、今は残しません。

体重も安定していて、毛並みも良くなってきたと感じています。

気になる点: 値段はロイヤルカナンより高いです。21kgのいっちゃんだと月のフード代がそれなりにかかります。ただ、食いつきと体調の変化を見ると、ここはケチらなくて良かったと思っています。

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フードの切り替え方【急に変えると必ず下痢する】

良いフードを見つけても、急に切り替えると消化器がついていけず下痢・嘔吐します。必ず段階的に移行してください。

切り替えスケジュール(10日間)

期間旧フード新フード
1〜3日目75%25%
4〜6日目50%50%
7〜9日目25%75%
10日目〜0%100%

胃腸が弱い子や高齢の保護犬は、この期間をさらに2倍にしてください。20日かけて移行するくらいのほうが安全です。

切り替え中に確認すること:

  • うんちの状態(下痢・軟便になっていないか)
  • 食いつき(新フードをちゃんと食べているか)
  • 体調(元気があるか、嘔吐していないか)

下痢が続くようなら一度戻して、より時間をかけて移行してください。


保護犬のフード選びでよくある質問

保護団体指定のフードをずっと続けてもいい?

問題ありません。食いつきが良くて体調も安定しているなら、変える理由はないです。ただ「なんとなく続けている」だけなら、一度成分表を確認してみてください。

1日の給与量はどうやって決める?

フードの袋の裏に体重別の給与量が書いてあります。最初はその通りに与えて、体重の変化を見ながら調整します。保護直後でやせている子は、維持量より少し多めにしても大丈夫です。

ウェットフードとドライフード、どちらがいい?

保護犬の日常使いにはドライフード(カリカリ)が基本です。ウェットフードは嗜好性が高いので食欲がないときのトッピングとして使うのが効果的です。毎日ウェットだと歯石がつきやすくなります。

食べなくなったときはどうする?

まず病気を疑って動物病院に相談してください。特に急に食欲がなくなった場合は体調不良のサインのことがあります。フードの問題かどうかは、体調に問題がないことを確認してから考えます。

何歳からシニアフードに切り替えるべき?

大型犬(いっちゃんのような20kg超)は7歳前後が目安です。ただし、今のフードで体調が良ければ無理に変える必要はありません。関節ケア成分が入ったフードへの移行は、足腰の様子を見ながら判断するのがおすすめです。


まとめ:保護犬のフード選びで押さえる3つのこと

  1. 最初の1〜2週間は団体引き継ぎフードをそのまま使う → 環境変化だけで十分なストレス。フードまで変えない
  2. 落ち着いてきたら成分表を確認する → タンパク質28%以上・原材料1番目が肉、この2点を見る
  3. 切り替えは10日かけてゆっくり → 急な変更は必ず下痢につながる

フード選びに正解はひとつではありません。いっちゃんにはアカナが合いましたが、他の子には別のフードが合うこともあります。成分表の読み方を覚えれば、自分でその子に合ったフードを選べるようになります。


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この記事を書いた人

HAYATO|元保護犬いっちゃんの飼い主

2023年、生後2ヶ月で保健所に収容されたいっちゃんを保護団体から譲渡してもらい、東京で一緒に暮らし始める。

保護犬を迎える前の不安・慣れるまでの苦労・都内でのお出かけスポット探しを、すべてリアルに体験してきた飼い主として、「迷っている人」「飼い始めた人」に役立つ情報を発信中。

📍 東京在住
🐾 いっちゃん(雑種・推定2023年生まれ・元保護犬)
📝 保護犬を迎えてからの実体験をもとに記事を執筆
🏞️ 週3〜4回、都内公園を中心に実地取材

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