1. はじめに
「クレートって本当に必要?」
「ソフトクレートとハードクレート、どっちがいいの?」
「サイズはどのくらいがベスト?」
そんな疑問に、私の購入後の感想を交えつつ、答えていきたいと思います。
クレートは「犬を閉じ込める箱」ではなく、犬にとって安心できるプライベートスペースです。
また、しつけ・旅行・災害対策としても大活躍します。

しかし、適切なサイズや種類を選ばないと「狭すぎて窮屈」「大きすぎて落ち着かない」などの問題が起こることも。
この記事では、用途に応じたクレートの選び方やおすすめ商品を詳しく解説します!
2. クレートの用途|こんな場面で役立つ!
① 犬が安心できるハウスとして
クレートは、犬にとって「自分だけの落ち着ける場所」になります。
犬は本来穴を掘って隠れるように巣を作るそうです。
クレートの適度に体を隠せる作りは、まるで巣のようです。
そのため、使い方は下記のような使い方です。
✅ 毎日使う家として
✅ 来客時に安心できるセーフゾーンとして
✅ 犬がリラックスできる個室として
特に怖がりな犬や保護犬にとっては、クレートが「安心できる避難場所」になります。
愛犬いっちゃんにも最初、使うかわからなかったのですが用意しました。
初日から入ってくれたので、安心できる空間にはなったのかな、と思います。
② しつけ・トレーニングに役立つ
子犬でトイレトレーニングをする場合、ゲージの中にトイレと寝床を用意することになります。
犬はトイレと寝室をはっきりと分けるので、比較的狭いケージの中でも
クレートがあることで、寝室として認識することができると思います。
✅ クレートトレーニングにも役立つ(寝床を汚したくない習性を利用)
クレートを活用すれば、安心感を与えながらしつけがしやすくなります!
③ 旅行・移動時に使える
こちらは2代目ハードクレートです。
ワンコのサイズが大きくなり、クレートを大きくしたところ、車に乗せられるか不安だったので、
確認した時の画像です。

クレートがあれば、車での移動時にワンコの居場所を作ることができます。
特に長距離の移動はワンコにとってもストレスを感じやすくなりますが、使い慣れたクレートやブランケットがあればストレス軽減につながります。
また、飛行機、新幹線、電車にもサイズによっては載せることができます。
私はまだ経験がなく、サイズが大きいため新幹線・電車は載せることができません。
動物病院でもクレートに入れておくと、他の犬と接触することがなく、安心です。
✅ 車での移動中、犬の安全を確保
✅ 公共交通機関(飛行機・新幹線など)で移動する際の必須アイテム
✅ 動物病院へ連れて行くときにも便利
特に飛行機に乗る場合は、IATA(国際航空運送協会)の基準を満たしたハードクレートが必須なので注意!
④ 災害時の避難スペースとして
地震などで被災したときには、ワンコと一緒に行くことができる避難所があるとのこと。
ただ、避難所の中に一緒に入ることはできず、クレートに入れた状態でしか一緒に避難することが出来ないそうです。
また、地震が起きるとワンコはいち早く逃げます。
クレートであれば、上からものが落ちてきても安心です。
✅ 避難所ではクレートがあれば犬の居場所を確保できる
✅ 慣れていない環境でも安心できる場所になる
災害時はペットと避難できる環境が限られるため、クレートに慣らしておくことが重要!
3. クレートの種類と特徴|ソフトクレート vs ハードクレート
クレートには、大きく分けてソフトクレートとハードクレートの2種類があります。
私は送付とクレートの方が安いのかな、と思っていましたが、同じくらいです。
タイプ | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
ソフトクレート | 布やメッシュ素材で作られた折りたたみ式 | 軽量・持ち運びやすい・コンパクト収納可 | 耐久性が低い・噛み癖のある犬には不向き |
ハードクレート | プラスチックや金属製のしっかりした構造 | 丈夫・安全性が高い・航空輸送にも対応 | 重くて場所を取る・収納性が低い |
💡 どっちを選ぶべき?
✅ 室内のみの使用・軽量さを重視 → ソフトクレート
✅ 車移動・航空輸送・頑丈さ重視 → ハードクレート
4. クレートのサイズの選び方|最適な大きさとは?
「大きい方が快適そう!」と思いがちですが、実は犬にとってぴったりで落ち着くサイズがベスト!
目安として、犬が中で立ち上がり、くるっと回転できる程度が理想です。
犬のサイズ | 体重の目安 | クレートサイズの目安 |
---|---|---|
超小型犬 | 〜5kg(チワワ・ポメラニアンなど) | 幅30〜40cm |
小型犬 | 5〜10kg(トイプードル・ミニチュアダックスなど) | 幅40〜50cm |
中型犬 | 10〜25kg(柴犬・コーギーなど) | 幅50〜70cm |
大型犬 | 25kg以上(ゴールデン・ラブラドールなど) | 幅70cm以上 |
💡 ポイント:クレートの高さは、犬の肩高+5cm程度が理想!
💡 成長する子犬の場合、成犬時のサイズを考えて選ぶのが◎
5. クレートを置く場所、どこがベスト?
犬にとって、クレートは「安心できる場所」であることが重要です。
そのため、置き場所も慎重に選びましょう!
掃き出し窓のそばは避ける(道路に面した部屋)
私は何にも知らないとき、外が見えた方が良いだろう、と思っていました。ただ、これは逆効果です。
ワンコは窓越しに見えている庭や道路までを自分のスペースだと思ってしまいます。
部屋が道路に面している場合、歩いている歩行者や自転車を侵入者だと勘違いしてしまい、吠えてしまう、ということがあリます。
ワンコにとっても落ち着かない環境で、しかも近所迷惑にもなりかねないので、注意が必要です。
窓のそばであっても、ワンコの高さで外が見えなければ、特に気にする必要はありません。
また、どうしても窓の側しか場所がない場合、外が気にならないようにレースカーテンを閉めておいてあげると良いです。私はいつもレースカーテンは閉めています。
エアコンの風が当たる場所は犬も不快
人も嫌だと思いますが、エアコンの風が直接当たる場所は避けます。
クレートの中にいても居心地が悪いです。
テレビ・スピーカーの横は避ける
うるさい場所も避けます。
ワンコは1日の大半を寝て過ごします。寝る時は静かに寝たいので、テレビの横は避けてあげてください。
✅ 人の気配がある場所(リビングや寝室など) → 孤独感を減らせる
✅ 静かで落ち着ける場所(玄関や窓際は避ける) → 不安を感じにくくする
✅ エアコンの風が直接当たらない場所 → 快適な温度をキープ
💡 ポイント:クレートは「犬のための個室」として落ち着ける場所に設置!
6. HAYATOおすすめのクレート3選
私が購入した、または検討した商品の中からおすすめを選びました。
イチから探すよりも、候補があった方が選びやすいと思うので、参考にしてください!
ソフトクレート(室内用・軽量派向け)
①【Amazonベーシック】ソフトクレート ペットキャリー 折りたたみ式

- 側面が柔らかい素材
- 簡単に設置できる(工具不要)
- 折りたたみ式でコンパクトに収納可能
- PVCフレームとポリエステル生地製
- ドアが2箇所(上部・前面)
- 3つの側面に換気用メッシュウィンドウ
- ジッパー留め
- Amazonベーシック1年間限定保証付き
価格:5,339〜9,440円
📌 こんな犬におすすめ!
→ とりあえずクレートが欲しい方
②【スペクトラム ブランズ ジャパン】ソフ クレートn2

- ワンタッチで組み立て、折りたたみ可能できるスライド・ホールディングシステム。
- 金属フレームを使用し、高い強度を実現。
- 底面に防水ビニール生地を使用。地面からの水や湿気が内部に入り込みにくい。
- 本体カバーは取り外して丸洗いもOK!
- 汚れが拭き取りやすいよう内側は撥水加工。
- 天面ドアと正面メッシュドアは巻き上げてマジックテープで固定可能。
価格:6,360円
📌 こんな犬におすすめ!
→ 軽量で持ち運びしやすいクレートが欲しい方
ハードクレート(移動・航空輸送向け)
③【ペットメイト】バリケンネル(IATA認定)

- たくさんの人が愛用している定番キャリー。
- アメリカ製
- 丈夫で安定感があり、安心・安全
- 航空輸送OK!IATA基準を満たした頑丈な設計
- しっかりロックができ、脱走の心配なし
- 大型犬サイズもあり、安定感抜群
価格:¥10,800
📌 こんな犬におすすめ!
→ 旅行・車移動・飛行機に乗せる犬向け
7. まとめ|愛犬にぴったりのクレートを選ぼう!
✔️ クレートは犬にとって安心できるハウス!
✔️ ソフトクレートは軽量・室内向け、ハードクレートは頑丈・移動向け
✔️ サイズは「犬が立ち上がり、回れる広さ」がベスト!
✔️ 置き場所は静かで落ち着ける場所が◎
🐾 愛犬にぴったりのクレートを選んで、安心できる環境を作りましょう!