はじめに
「愛犬とのお出かけをもっと快適にしたい」「高齢犬や病気の子も外に連れて行ってあげたい」——そんな飼い主さんに人気なのが犬用ベビーカー(ペットカート)です。
近年では、デザイン性・機能性ともに進化し、用途別に選べる製品も増えています。
ちなみに私が使っているのはAirbuggyのNESTというモデルです。
自転車にドッキングすることもできるので、自転車の距離で行ける公園に一緒に行くことができます。

この記事では、犬用ベビーカーの種類・選び方・おすすめ商品・よくある疑問まで徹底解説。
1. 犬用ベビーカーとは?そのメリットと使用シーン
犬用ベビーカー(ペットカート)とは、愛犬を乗せて安全・快適に移動できる専用のカートです。小型犬から大型犬、シニア犬、多頭飼いまで幅広く対応できるタイプがあります。
犬用ベビーカーを使うメリット
- 足腰の弱いシニア犬や体調が不安定な犬でも外に連れて行ける
- 灼熱のアスファルトや人混みから愛犬を守れる
- 多頭飼いや荷物が多い時でも移動が楽になる
- 雨の日や旅行時など、移動の選択肢が広がる
活用シーンの例
- 公園やショッピングモールの散歩
- ドッグフェスやマルシェへの参加
- 動物病院やトリミングサロンへの通院
- 車での旅行・アウトドアキャンプなど
ペットカートは「贅沢品」と思われがちですが、実際は愛犬の健康とストレス軽減を第一に考えた必需品といえるでしょう。
2. 購入前に知っておきたい!5つのチェックポイント
① サイズと耐荷重を確認しよう
まず大事なのは、ベビーカーの「乗れる大きさ」と「重さの許容」。
商品には必ず耐荷重とサイズ(幅・奥行・高さ)の記載があるので、愛犬の体長・体重・体高と照らし合わせて判断しましょう。
② タイヤのタイプで選ぶ(3輪 or 4輪)
- 3輪タイプ:小回りが効きやすく、舗装された道での使用に適しています。
- 4輪タイプ:安定感があり、未舗装の公園やキャンプなどでも安心。
また、タイヤの大きさ、サスペンションがあるか、も確認した方が良いです。
タイヤは大きい方が安定感もあるし、わんこへの影響も小さいです。
③ 折りたたみやすさと収納性
車移動が多い場合やアパート住まいの方は、折りたたみが簡単で省スペースなモデルを選ぶのがおすすめ。片手で操作できるものもあります。
④ 通気性とクッション性
- メッシュ素材が多いモデルは通気性抜群で夏場も安心。
- ベッド部分にクッションが入っていると、長時間の使用でも愛犬が快適です。
⑤ デザインとブランド信頼性
見た目も重視したい方は、AIRBUGGY、ピッコロカーネなどがおすすめ。
保証やアフターサポートのあるメーカーを選ぶと安心です。
3. 犬用ベビーカー徹底比較表
「結局、どれを選べばいいの?」という方のために、主要な犬用ベビーカー10商品を機能・特徴・用途別に比較表形式でまとめました。
この表を見れば、自分と愛犬のライフスタイルに合った一台がきっと見つかります。
- タイプ(3輪or4輪)
- 耐荷重(kg)
- 本体の重さ
- 特徴(コンパクト・多頭対応・アウトドア向きなど)
- 向いている飼い主や犬のタイプ
に着目して、ご自身にぴったりのモデルを見つけてください。
※リンク先の商品ページで価格やカラー展開、レビューなどの詳細もご確認いただけます。
👉 比較表は以下の通りです:
商品名 | タイプ | 耐荷重 | 重量 | 特徴 | おすすめ対象 |
---|---|---|---|---|---|
コムペット ミリミリライトα EGロング | 4輪 | 12kg | 約5.3kg | 軽量・折りたたみ◎ | 初心者、小型犬1頭 |
AirBuggy for Dog DOME3 REGULAR | 3輪 | 15kg | 約11.2kg | 高剛性・スムーズ走行 | 小型犬~中型犬 |
ラプレ プチポワン 3WAY | 4輪 | 10kg | 約3.8kg | 3WAY仕様・コンパクト | 小型犬、通院向け |
ピッコロカーネ タント2 | 4輪 | 20kg | 約8.6kg | 広々設計・多頭可 | 中型犬・多頭飼い |
ペットパラダイス スヌーピーバギー | 4輪 | 10kg | 約10kg | デザイン重視・収納力 | 小型犬 |
GEX OSOTO GRACE RC | 4輪 | 22kg | 約8kg | 通気性◎・走行安定 | 中型犬・郊外使用 |
MILA&LOUIS ペットカート分離型 | 4輪 | 25kg | 約6kg | 片手で開閉可能 | 小型犬 |
アイリスプラザ 折り畳み ミニペットカート 4輪 | 4輪 | 8kg | 約3.8kg | 軽量 | 小型犬 |
タンスのゲン ペットカート 3WAY 分離式 | 4輪 | 15kg | 約6.5kg | コスパ◎・初心者向け | 小型犬 |
AIRBUGGY for Dog NEST BIKE | 3輪 | 40kg | 約12.4kg | 大型対応・高剛性 | 大型犬、多頭飼い |
4. 犬用ベビーカーに関するQ&A
犬用ベビーカーを検討する中で、多くの飼い主さんが疑問に思うポイントをまとめました。初めて使う方でも安心して導入できるよう、実用的なアドバイスをQ&A形式でご紹介します。
Q1. 初めて犬用ベビーカーに乗せても大丈夫?
A. 最初は戸惑う犬もいますが、徐々に慣れる子がほとんどです。
乗せる前にカートに、おやつやお気に入りの毛布を置いておくと安心しやすくなります。
短時間のお試しから始めましょう。
Q2. 公共交通機関で使えるの?
A. 地域や交通機関によって異なりますが、基本的には”蓋を閉めて顔が出ない状態”であれば持ち込み可能な場合が多いです。JRや私鉄、バスなど、各社の規定を事前に確認しましょう。
Q3. ベビーカーに乗せたまま長時間過ごしていい?
A. 休憩を挟めば2~3時間程度であれば問題ありません。ただし、車内が蒸れたり体温が上がったりしないよう、定期的に日陰で休ませたり、通気性のあるモデルを選ぶのが大切です。
Q4. 多頭飼いでも使える?
A. はい。耐荷重が20kg以上のモデルや、横に広めの構造のカートであれば2頭以上でも快適に使えます。多頭対応を明記している商品を選ぶと安心です。
Q5. カートを嫌がる場合の対処法は?
A. 無理に乗せず、まずはクレートのように”安心できる場所”として慣れさせるのがコツです。自宅でご褒美を与えながら遊び感覚で入れるようにし、徐々に距離を伸ばしましょう。
5. まとめ|犬用ベビーカーは“愛犬への思いやり”
犬用ベビーカーは、単なるおしゃれグッズではありません。特に高齢犬や体力のない犬にとっては、外の空気や景色を感じる貴重な手段であり、健康維持やストレス緩和にも役立つツールです。
また、飼い主側にとっても移動の負担が減り、お出かけがより楽しく快適なものになります。大切なのは、愛犬の体格や性格、使うシーンに合ったベビーカーを選ぶこと。
本記事で紹介したチェックポイントや比較表、Q&Aを参考に、ぜひぴったりの一台を見つけてください。
“このカートがあるから、また一緒に出かけられる”——そんな素敵な時間を、あなたと愛犬に。