トライアル開始から7日が経ちました。
初日、部屋の隅で固まっていたいっちゃんが
今日は自分からリビングの中央に来て
私の足元に座っています。
同じ犬とは思えないくらい変わりました。
いや、変わっていない部分もまだたくさんあります。
この記事では、1週間を正直に振り返ります。
成長したことも、まだ課題として残っていることも、
全部書きます。
・いっちゃんのトライアル1週間の変化まとめ
・4日目〜6日目に起きたこと
・まだ解決できていない課題3つ
・1週間経って感じた「保護犬との暮らし」の実感
4日目〜6日目に何があったか
3日目にクレートに自分で入り、
自分から匂いを嗅ぎに来たいっちゃん。
4日目以降も少しずつ変化が続きました。
【4日目】
朝ごはんをほぼ完食しました。
3日目まで半分以下だったのが、
この日は器がほぼ空になっていました。
小さなことですが、家族全員で喜びました。
散歩は15分に伸びました。
途中で座り込むことはなくなり、
自分のペースで歩けるようになってきました。
【5日目】
子どもたちが学校から帰ってきたとき、
いっちゃんが玄関まで出てきました。
出迎えたわけではないと思います。
でも「誰か来た」という気配を感じて
確認しに来た、という感じでした。
子どもたちが大喜びで
「いっちゃんが来た!」と言っていました。
【6日目】
妻がソファーに座っていると、
いっちゃんが隣に乗ってきました。
ぴったりくっつくわけではなく、
少し距離を空けて座る感じ。
でも自分からソファーに上がってきたのは初めてでした。
妻は「動いたら逃げちゃうかも」と思って
1時間以上そのままの姿勢でいたと言っていました。
後で聞いたら足がしびれていたそうです。
それでも動かなかった。そういうものだと思います。
7日目の様子|1週間の集大成
トライアル7日目の朝。
起きてリビングに入ると、
いっちゃんがしっぽを振りました。
はっきりとした大きな動きではありませんでした。
ぱたぱた、と2〜3回。
でも、しっぽが動いたのを見たのは初めてでした。
「あ、うれしいと思ってくれてるんだ」
そう思った瞬間、1週間の疲れが全部吹き飛びました。
この日の散歩は20分。
公園の中まで入ることができました。
芝生の上を歩いて、においを嗅いで、
時々こちらを振り返りながら歩くいっちゃんの姿は、
初日の固まっていた姿とは全然違いました。
夜は家族全員がリビングにいる中で、
いっちゃんもリビングの真ん中に座って
ぼーっとしていました。
「この家族の中に自分もいる」
そう思い始めてくれているかもしれない、と感じました。
1週間で変わったこと|成長の記録
7日間でいっちゃんに起きた変化を整理します。
【食事】
初日:ほぼ食べない
7日目:毎回ほぼ完食
【散歩】
初日:外に出るだけで精一杯・5分
7日目:公園の中まで入れる・20分
【人との距離感】
初日:近づくと逃げる
7日目:自分からソファーに乗ってくる
【クレート】
初日:クレートの外で寝る
7日目:自分からクレートに入って寝る
【しっぽ】
初日:ずっと下がったまま
7日目:初めてぱたぱたと振った
数字で見ると、たった1週間でここまで変わりました。
でも毎日一緒にいると、この変化に気づきにくくなります。
「昨日と変わらないな」と感じる日もありました。
でも1日目と7日目を比べると、全然違う。
日記や記録をつけることを強くおすすめします。
小さな変化を見逃さないためだけでなく、
「ちゃんと前に進んでいる」という
自分への確認になるからです。
まだ残っている課題3つ
正直に書きます。
1週間経っても、まだ解決できていないことがあります。
【課題①:チャイム・大きな音に過剰反応する】
宅配便のチャイムが鳴るたびに
いっちゃんは体を震わせてクレートに駆け込みます。
テレビの大きな効果音、外の工事の音なども同様です。
対応:音が鳴るたびに無視してこちらが平静を保つようにしています。
「この音は怖くない」と学習させるには
繰り返しと時間が必要だとわかりました。
【課題②:首輪・ハーネスの装着をまだ怖がる】
散歩に行くことは楽しみになってきた様子なのに、
ハーネスをつけようとすると今でも体を低くします。
対応:おやつを使って「ハーネス=いいことが起きる」という
学習をこつこつ続けています。
【課題③:家族以外の人間を怖がる】
家族5人には慣れてきましたが、
玄関に知らない人が来ると一瞬で固まります。
対応:急がずにいます。
家族に慣れてから、少しずつ外の人間にも
慣らしていく予定です。
これらは「1週間で解決するもの」ではありません。
長い時間をかけて少しずつ改善していくものだと
理解するようになりました。
1週間を終えて感じたこと
トライアル開始前、正直なところ
「1週間あれば大体わかるだろう」と思っていました。
実際に1週間経って思うのは、
「ようやくスタートラインに立てた」という感覚です。
いっちゃんのことがわかってきた分、
まだわかっていないことも見えてきました。
何が怖いのか、何が好きなのか、
どんなときにリラックスするのか。
でも同時に、「この子と一緒に生きていきたい」
という気持ちはこの1週間でさらに強くなりました。
初日に怖がっていた子が、
7日目にしっぽを振ってくれた。
それだけで十分だと思えました。
👉 迎える前の準備リストはこちら:保護犬を迎える前に揃えるグッズ13選
まとめ|トライアル1週間のポイント
・変化は「1日単位」ではなく「1週間単位」で見る
・食事・散歩・距離感・クレートの4つが変化のバロメーター
・課題は焦らず時間をかけて解決する
・「しっぽが振れた」など小さな変化を見逃さない
・記録をつけると変化に気づきやすくなる
トライアルはこの後も約3週間続きました。
その変化と、正式譲渡の日のことは次の記事で書きます。
▼ 次に読む
👉 保護犬を迎えるまでの流れ【ちばわんでの実体験を全公開】
👉 保護犬トライアル前にやること全部【準備リストと費用・いっちゃんとの初対面】
👉 トライアル1日目|初日のリアル記録
👉 保護犬が来て2日目【ご飯を少し食べた・初めての散歩・小さな変化の記録】
👉 トライアル3日目|少しずつ慣れてきた?信頼関係の第一歩
👉 トライアル7日目|1週間を振り返って見えた成長と課題
👉 【保護犬トライアル中】よくあるQ&Aまとめ10選
👉 トライアル終了〜正式譲渡|いっちゃんが「家族」になるまでの話
👉 保護犬が震える・怖がる原因と正しい対処法【いっちゃんの実体験】
この記事を書いた人
HAYATO|元保護犬いっちゃんの飼い主
2023年、生後2ヶ月で保健所に収容されたいっちゃんを保護団体から譲渡してもらい、東京で一緒に暮らし始める。
保護犬を迎える前の不安・慣れるまでの苦労・都内でのお出かけスポット探しを、すべてリアルに体験してきた飼い主として、「迷っている人」「飼い始めた人」に役立つ情報を発信中。
📍 東京在住
🐾 いっちゃん(雑種・推定2023年生まれ・元保護犬)
📝 保護犬を迎えてからの実体験をもとに記事を執筆
🏞️ 週3〜4回、都内公園を中心に実地取材

